板ガラスのご紹介

平滑な美しさ
板ガラスとは文字通り板状のガラスです。一般的に厚みの大きなガラスに総称されます。板ガラスには、高度な加工技術が取り入れられています。例えば、透明な板ガラスの表面を不透明にしたすり板ガラスは、プライバシーを確保しつつ、光を十分に取り入れたい、そんなニーズにお答えしています。また、板ガラスの見事な平滑さを利用して、鏡がつくられています。ゆがみのない美しさと、加工技術が見事に融合し、様々な商品が板ガラスから生み出されています。
プロフィリット(溝型ガラス)

独特な質感と透明感をもつ溝型形状の細長いガラス プロフィリット。光線の反射や他の外壁材との組み合わせ、シングル構成とダブル構成の使い分けにより生まれる表情の多彩性。連続した平面壁や曲面壁など自由な構成ができる自在性や、方立なしで連続したガラス壁ができるフレキシブル性が透明建築における新たなデザイン表現の可能性を広げます。
すり板ガラス

すり板ガラスは、フロート板ガラスの片面を金剛砂で摺ってつやを消し不透明に加工したガラスです。光を拡散しますが、すり面が汚れやすく、水にぬれると透明度が増してしまいます。
フロート板ガラス

フロート板ガラスは、平滑性に優れた、ゆがみの少ない透明板ガラスです。溶融金属の上に帯状のガラス素地を流し、火造りのままで連続製造された美しい板ガラスです。
型板ガラス

ガラス面に刻んだ型模様によって、光をやわらかく採り入れることができ、適度に視線をやわらげることができるガラスです。
ユニワイヤー(線入板ガラス)

ガラスの間に金属線が平行に入っているガラスで、見た目にはすっきりしているのでデザイン効果があります。ただし、網入板ガラスとは異なり、防火ガラスとしては使用できません。
グリーンペーン(熱線吸収板ガラス)

熱線吸収板ガラスは板ガラス組成の中に微量の金属成分を加えて着色されたガラスです。 クリアな透明感をもつグリーンペーンは美しい色彩をもち、環境のコントロールにも大きな効果を発揮します。 断熱性能をより向上させた複層ガラスペアマルチの製造も可能です。
レフライト(熱線反射ガラス)

レフライトはフロート板ガラスの表面に金属酸化物を焼き付けた熱線反射ガラスです。太陽放射エネルギーを30~40%遮蔽するので冷房負荷を低減。優れた省エネ効果を発揮します。また特徴あるハーフミラー効果は、都市環境の中で建物に個性豊かな表情を創りだします。反射色調がシルバー色のレフライトSがあります。
レフシャイン(高性能熱線反射ガラス)

レフシャインは、コーティングにスパッタリング法を採用し、フロート板ガラスの表面に均質で耐久性に優れ、日射の反射性能を高めた高性能熱線反射ガラスです。多彩な色調とミラー効果によってデザイン性を兼ねそなえていますのでオールガラスカーテンウォールはもちろん、メタル・コンクリート・タイル・花崗岩などの外壁材とも美しく調和し、さまざまな環境シーンに美しく調和します。
クロスワイヤー、菱形ワイヤー(網入板ガラス)

火災時にガラスが破損しても網がガラスの破片の落下を防ぐので、割れたガラスに隙間がでないため火炎の侵入を防ぐ防火ガラスです。法規上、定められた箇所には防火ガラス使用が義務付けられています。

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